言霊詩−コトダマノウタ−
 言霊遣いの想いを込めた詩       どうかその魂で受け取ってください
優しく強く
甘えんぼうなあなたを

もっともっと甘やかせるように

私はもっと優しくなろう

淋しがりやなあなたを

もっともっと包めるように

私はもっと強くなろう

それであなたが弱くなったとしても

それであなたが一人で生きていけなくなったとしても

ずっと側に居るから心配ないわ

あなたをもっと駄目にして

独り占めの日々を送るのよ

さあ ここに来て

ぬるま湯の日々を楽しみましょう・・・

カタツムリ
ちょっと後ろに退がっても

またゆっくり進めばいい

そう思った

夏空回帰
遠く見詰めるだけだった


空は高く


澄み渡った青


見上げては溜息を吐き


憧れては涙を流す


身を委ねれば包み込まれそうな青


手を伸ばしても決して届かない世界


いつだってどこでだって


見上げるばかりだった


思い出にあるのは


そんな人だった


晩夏奏
気が付けば

秋が始まっている

蝉の声遠く

蛩が高く奏でる

気が付けば夏も終り

何もない夏も終る

 
誰も居ない秋が始まる