言霊詩−コトダマノウタ−
 言霊遣いの想いを込めた詩       どうかその魂で受け取ってください
詩を・・・
苦しいのなら

詩を書きましょう

死にたくなるのなら

一日千の詩を

時間が余れば万の詩を

言葉は生き物

希望も愚痴も

書けば新たに展開する

あゝ苦しんでいるあなた

あなたの言葉を待っています

恋詩―kohiuta―(78)
駄目だよ

それっぽっちの愛じゃ

全然足りないの

我慢力
自分の感情を素直に出す

思いを正面からぶつける

とても大切なこと

相手の気持ちはお構いなし

自分の感情を伝えれば気が済む

厭なこと

やりたくないこと

自分にとっての不条理や理不尽

訴えれば誰かが何とかしてくれる

自分の中で

あなたの中で

伝えることは大切なこと

相手にとってそれがどれだけ理不尽で身勝手か

我慢できないあなたに知る術はない

憂鬱事項
今日はホラ

こんなにも憂鬱で

何もする気が起きないから

ミントのベッドで

仔猫を抱いて

浅く眠ってしまいましょう

テーマ: - ジャンル:小説・文学

たいせつな言葉
たいせつな言葉

ゆめに乗せ

愛を織り

くちに出す

ある時はふうわりと浮かび

ある時は舌を刺す

いまはポッカリ浮かんで

雲になったよ

見上げたら

お日さまの輝きを受けてた

たいせつな言葉

たいせつな想い

たいせつなたいせつな

あなたの名前

多忙
多忙は言い訳

忙しいからと口実

傷付き疲れ切った心身は

それでも多忙を求め続ける

空き時間が恐くて

何をしてしまうか分からないから

蛍火
暗い

暗い

何処も暗い

何もかもが

絶望を帯びている

側にいらっしゃい

少しだけ

少しだけど照らしてあげる

この仄かな灯りでも

標にはなるでしょう

この僅かな光でも

このささやかな灯りでも

あなたなら

充分先へ進めるでしょう

優しい詩
たとえあなたがどれほど

無能でも

無芸でも

無気力でも

性格が悪くても

臆病でも

卑怯でも

卑屈でも

言葉が悪くても

知識が無くても

醜くても

飽きっぽくても

怒りっぽくても

自己中心的でも

理想だらけでも

夢しか無くても

愛せなくても

強欲でも

または守銭奴でも

罪を犯しても

不虞であっても

貧乏でも

それでも私だけは

あなたを見続けています

そんな相手が欲しいのですね?

暗黒視
どこまでも闇の中

手を伸ばしても触れるものはない

盲た瞳に映るものもなく

ただひたすらに未来を畏れる

夢はとうに喪くした

希望は喰らい尽くした

愛は破滅した

この暗黒の世界は

どこまでも続く

進む道も見当たらず

同行者も居ない

己が息づかいも遠く

聞こえるのは脈打つ鼓動のみ

もう既に冷たくなってしまっている躰

耳鳴りすらも聞こえない何もない世界

怖くて怖くて泣き出しそうなのに

涙は枯れ果てている

なのにまだ進もうと言うのか

見えない世界を凝視して

感覚のない足を前に出す

何故だろう

見えない世界を見ようと進む

怖くて怖くて仕方ないのに

当ててみる?
今日の服装

涼しげに見えて冷えないスタイル

あなたが足を出せって言うから

少しだけ短くしたスカート

若くないからここまでね

「下は何色?」

言葉がえっちだわ

背中からぎゅっと抱きしめて

耳元でそんな言葉を囁くから

するんとすり抜けて

振り向いて問い返す

「当ててみる?」

少しスカートの短い

今日の私は大胆です

どうかしてる
あなたが笑う

その笑顔に顔を背ける

どうしたの?ってまた笑いかける

私は後ろを向いてしまう

あなたが更にこちらを向くから

私はとうとう一周してしまう

顔を背ける

頬に触れてくる

もう背けられない顔は

火照って下に向けるしかない

ほんとにもう

いつも一緒にいるのに

今日の私はどうかしてる

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

流雲形
面白い雲の形だよって話しかけた

そうかな?

あなたは首を傾げる

あの辺が綿菓子みたいに美味しそうよ

私は空を指差す

あなたが食いしんぼだなって笑う

違うのよ

ほんとはただ

あなたとこうしてゆったりと

空が見上げてみたかっただけなの

恋詩―kohiuta―(77)
どの恋もいつも同じ

苦しいのに慕い続ける

一瞬の甘さに魅了され

中毒の様に求め続ける

どんな醜態を晒そうと

渇えて渇えてもがき続け

時が変わろうと

相手が変わろうと

足掻いて足掻いて

苦しみ続ける