言霊詩−コトダマノウタ−
 言霊遣いの想いを込めた詩       どうかその魂で受け取ってください
サイン
あなたからの目配せ


今夜の合図


ドキドキして


仕事が捗っちゃうよ



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虚愛
欲求があるときだけ


誘いをかけてくるのは


愛してないから


ただそれだけなんだね


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暇つぶし
退屈しのぎにやることは


さらなる退屈を呼ぶだけ



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鈍感
こんなことではもう


傷つかないほど


わたしはすれて汚れて


動かなくなっている




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不必要
世の中には


不必要なことは


たくさんある


世の中に


不必要なひとは


一人もいない



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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

BERGAMOT
あなたの好きな


ベルガモットの香り


あなたが来る度焚きしめる


この部屋はあなたの香りで満ちている


この部屋にあなたの気配は残らない



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テーマ:恋愛詩 - ジャンル:小説・文学

狡さの定義
あなたを狡いと思ってしまう


私がきっと


狡いのでしょう



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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

どれも同じもの


同じ人なのに


いつもの風景と違うだけで


新しい発見が


たくさんあるね



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浮気
黙り込まないで


言い訳ぐらいは


聞いてあげるから



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一人の時間
悲しければ


思いきり泣けばいい


悔しければ


思いきり叫べばいい


嬉しければ


楽しければ


思いきり笑えばいい


誰に遠慮することがある?


一人の時くらい


自分に正直であればいい



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恋詩―kohiuta―(61)
愛して欲しかったのではなく


愛を


受け入れて欲しかった




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欲張り
夢と希望と愛と


あなたの心と躰と


全部が欲しいの



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光景
昨日見た陽は


乾ききっていた


今日見た虹は


くすみきっていた


明日見る月は


冷え切っているだろう




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それでも
もう駄目だって分かってるけど


それでもやっぱり


あなたと過ごしたい





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欠片
こなごなに割れてしまった


このこころを


掻き集めて


ぐるぐるに


糸で縛って


かろうじて


笑顔を作ってみた





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気にかけて
最上じゃなくてもいいけど


最低はいやなの




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恋詩―kohiuta―(60)
広い胸


温かな腕


低い声


優しい指先


あなたには


わたしを幸せにする


様々なものが


備わっている





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telephone
せめて


声だけでも聞かせて?





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恋占
新しい恋が始まるのだと


占いが示す


この恋は実らないのだと


昨日は


この恋が最高だと


示していたのに





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目まいさえ憶える


その言葉には


棘という


自覚がまるでない



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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

選択理由
最終的に突き放すのに


始めに私を選んだ


その理由を教えて下さい




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テーマ:恋愛詩 - ジャンル:小説・文学

視覚効果
見た目を誤魔化せば


大半のことは誤魔化せる


世の中とは


そういうものです





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雪ぎ
新雪を踏みしめる


まだ誰にも踏まれていない


綺麗なところだけ


選んで歩く


この雪の初々しさが


少しでも私に入るように






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自然治癒
もうそのまま


その傷は放置しなさい


自然に治るのを待つしかないでしょう?




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秘密
「このことは秘密だよ」


「このことは秘密よね」


そして私は


あなたの心の中でも


隠されてしまう





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テーマ:恋愛詩 - ジャンル:小説・文学

自答
愛を語るには


愛を知らなすぎる



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赦免
赦すとか


赦さないとかじゃなくて


もう


繰り返すのは


うんざりなの




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創作
細かく決めてしまっては


創造する隙も


想像する余地も


なくなってしまいます



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撹拌
もうこれ以上


悩ませないでください


あなたにとっては


些細なことでも


私にとってそれは


とてもとても


重要なことなのです




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無謀
あなたの


その行動は


勇気ではありません




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恋詩―kohiuta―(59)
あなたがいないと


何もかも


うわのそら



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飢え
どこを探したって


夢なんてあるはずもないのに


どこを見ていたって


希望なんて見つからないはずなのに


心が飢えて


手探りで求め続ける





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性格診断
明るいとか


暗いとか


二つの選択肢しかない


あなたの性格診断は


無用です



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救助拒否
流砂に飲まれても


底なし沼にはまっても


誰も助けてはくれない


助けてもらってはいけない


人を巻き込むより


独りで死にゆく方がいい



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私に触れようともしない


「責任取れないから」


その真摯さは


残酷です


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言い訳
理由が欲しければ


いくらでも


こじつけてあげる




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vision
あなただけを


見続けた目は


濁りきって


正しい姿を


映し出せなくなっている


この目は捨てよう


見えなくなっても


間違った姿を


見続けるよりは


遙かにいいから




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危機感
もう


挫けている場合ではないと


本能が叫んだ



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うまくいかない
きっと


努力の方向が間違っている





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あなただけが頼りだと


泣いて縋って


舌を出している




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鮮記憶
媚びた視線


猫なで声


体をくねらせ


身を寄せる


何年経っても


忘れられない


あの人を惑わせた


彼女の態度


何年経っても


憶えてる


私から冷めていった


あの人のまなざし



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黄昏時
黄昏時に


憂いを感じて


視線は影へと


足は後ろへと


やがて来る


闇夜は怖くないと


知っているのに




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偽八方美人
そろそろ自覚した方がいい


誰にでも尻尾を振る女だと


みんなとっくに


気付いてる





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温かな腕
信じることしか


出来なくて


信じ続けることが


出来なくて


優しい夢から醒めようと


あなたの温かな腕から逃れようと


一人孤独に


もがき続けている





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年賀
「年賀状


出さなかったよ」


結局


その程度の仲


つまり


その程度の想われ方





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真面目な人
遊びの恋はしない


真面目だね


でも


本気の恋も


しないんだよね?



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せめてもう少し
ずっと一緒に


いたかったわけじゃないけど


せめてもう少し


そばにいて欲しかった




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オレンジの木の下
“私が死んだらオレンジの木の下に埋めてください”


そんな詩を知っている?


私は桜の木の下がよかったのだけれど


それでは宴会の酔客に踏まれてしまうから


やはり火葬にして欲しい


骨だけになった私を更に擂り潰して


砂よりも軽く風に舞うほどにしてください


そして雪が積もった朝に


凍った川の上へと撒いてください


半分は冬の空へと舞うでしょう


もう半分は雪解けと共に流れゆくでしょう


大海へと流れ出た私の粒たちは


そこでようやく自由を得るでしょう


生命の源だった海で


この地球の大半を占める海で


この星を包み込む大気の中で


波に漂い風に舞い


本当の自由を得ることでしょう





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